Playto PLAYTO / 配信に翻訳字幕を出す

配信の翻訳字幕

配信に翻訳字幕を出す方法 — ゲーム画面の文字も視聴者と共有する

視聴者が読めない言語のゲームを配信する時や、日本語の配信を海外の視聴者に届けたい時、視聴者が取りこぼす文字は2種類あります。あなたが話すことと、ゲームが表示することです。前者の道具はよく知られているので簡単に紹介し、このページでは後者、つまりゲームの台詞やメニュー、アイテムを視聴者の言語でOBSに載せる方法を扱います。

話し声を訳す: 定番の方法

「配信 翻訳 字幕」で見つかるのは、たいていこちらです。どれも優れた道具ですが、出発点は音声かチャットです。

OBSの音声字幕プラグイン

LocalVocalなどのプラグインがマイクの音声を聞き取って字幕にし、翻訳もできます。字幕はテキストソースとして画面に出すか、配信の字幕トラックに載せます。

訳す対象: あなたが話したこと。

配信サイトの自動字幕・拡張機能

YouTubeの自動字幕やTwitchの字幕拡張も、話し声が出発点です。対応している配信サイトでは、視聴者が自分の側で言語を選べます。

訳す対象: あなたが話したこと。

チャット翻訳bot

チャットに入れたbotが、あなたと別の言語で書き込む視聴者の間でメッセージを訳します。

訳す対象: あなたと視聴者が書き込んだこと。

どれも画面は読みません。ストーリーのあるゲームでは、視聴者に必要な言葉の多くは画面の中にあります。

ゲームの文字を訳す

読み上げながら自分で訳す

成り立ちますし、視聴者にも喜ばれます。ただゲームの進みが遅くなり、速さは自分の訳す速さで決まります。

デスクトップの画面翻訳ツールを画面キャプチャで映す

シーン全体を画面キャプチャに切り替える必要があり、通知などそのモニターに出るものも全部映ります。しかも多くのオーバーレイは意図的にキャプチャから外されていて、そもそも配信に映りません。

OBS向けに作られた翻訳レイヤー

翻訳がOBSに独立したソースとして届き、ゲームキャプチャはそのまま使えます。これがPlaytoのやり方で、下で説明します。

Playtoなら: ゲームの文字をOBSのソースに

Playtoはゲーム画面を読み取り、その場で訳してゲームの上に字幕として出すWindowsアプリです。同じ字幕をOBSのブラウザソースとして送れるので、視聴者にもあなたと同じ位置に訳が見えます。

  1. Playtoの「連携」を開き、「OBS / 配信」の「開始」を押してから「URL をコピー」。
  2. OBSに「ブラウザ」ソースを足し、URLを貼り付ける。
  3. サイズをゲームの解像度にする。使う数値はPlaytoに表示されます。
  4. ゲームのソースの上に重ねる。ゲームキャプチャはそのままで構いません。

設定は1回だけで、URLは起動のたびに同じです。翻訳先を視聴者が読む言語にし、話し声も訳したいなら音声字幕プラグインと組み合わせてください。手順の詳細はOBSのドキュメントにあります。

配信の前に

ゲームの文章を機械翻訳したもので、公式のローカライズではありません。配信で一度そう伝えておくと、不自然な1行をパブリッシャー自身の言葉と受け取られずに済みます。映像をどう扱ってよいかは配信・動画についてにまとめています。

OBSとPlaytoは同じPCで動かします。翻訳は自分のPCで動き、ゲームとエンコーダーに加えてGPUメモリに2〜4GBほどの空きが要ります。配信中はTextモードやText+モードが、画像モードよりずっと軽く済みます。Steamの無料版Playto Liteでは配信にPlaytoの小さな透かしが入り、製品版は初期設定では透かしなしです。

よくある質問

配信に翻訳字幕を出すには?

話し声なら、OBSの音声字幕プラグインか配信サイトの自動字幕を使います。ゲームの中の文字なら、PlaytoをOBSのブラウザソースとして足します。ゲームの台詞を訳して画面の文字と同じ位置に出し、ゲームキャプチャのままで使えます。

海外の視聴者に、日本語のゲームを追ってもらえますか?

できます。Playtoの翻訳先を視聴者の言語にしてください。日本語のゲームを遊びながら海外の視聴者に英語の台詞を見せる、といった使い方ができ、23言語のどの組み合わせでも同じです。

ゲームキャプチャで使えますか?

使えます。ブラウザソースはゲームのソースの上に重ねる1枚なので、ゲームの取り込み方に左右されません。画面キャプチャの場合は、ブラウザソースなしでもデスクトップのオーバーレイが映ります。

OBSのプラグインは要りますか?

要りません。OBSに最初から入っている「ブラウザ」ソースで、PlaytoがPC内で配るURLを読み込みます。OBSはPlaytoと同じPCで動かしてください。

無料ですか?

Steamの無料版Playto Liteで使えます。配信にはPlaytoの小さな透かしが入ります。製品版(Steamで$9.99 USDの買い切り、地域別価格あり)は、初期設定では透かしなしです。

配信してよいですか?

Playtoが映った映像の配信・録画・収益化に、当方の許可は要りません。ゲーム自体はパブリッシャーの配信ガイドラインに従ってください。詳しくはドキュメントの配信・動画のページにあります。

視聴者にもゲームを読んでもらう

Playto LiteはSteamで無料、OBSのブラウザソースも入っています。次の配信の前に、テスト録画で試してみてください。