復習を忘れないために — デイリーレビューのリマインダー
ゲームをプレイしながら気になった単語を単語帳に貯めて、後日クイズで復習する。Playto の学習ループはこの 2 段構えです。プレイ中の話は これまで 何度か 書いてきました。今回は復習側、それも一番地味で一番壊れやすい部分の話です。
間隔反復の弱点は「人間が来ないこと」
Playto の単語帳は裏側で SRS (間隔反復) のスケジューラが動いています。昨日覚えた単語は今日、定着してきた単語は数日おきに、と忘れかけた頃に出題されるようになっています。仕組みとしては枯れた手法で、戻ってきさえすれば効きます。
問題はその「戻ってくる」です。クイズの中身をいくら良くしても、アプリを開くのを忘れたら期限切れの単語が積み上がるだけ。間隔反復で一番壊れやすいのはアルゴリズムでもクイズの出来でもなく、人間がその日にアプリを開くかどうかでした。
リマインダーがやること
そこで、デイリーレビューのリマインダーを追加しました。やることは一つだけです。指定した時刻になると、復習期限の来た単語が何語あるかを OS の通知で知らせます。
- 通知をオンにして、時刻を選ぶだけ。Home の Review カードから設定できます。
- 通知には「今日は何語が復習待ち」という数字が入ります。クイズを起動しなくても、開く価値があるかどうかがその場で分かります。
- 期限の来た単語が 0 のときは鳴りません。意味のない通知でうるさくしないためです。
- 単語数を数えるのに翻訳エンジンは起こしません。ローカルの単語帳を見るだけなので、ゲーム中でも負荷になりません。
アプリが起動していないと鳴らない
一つだけ前提があります。リマインダーは Playto が動いている間にしか発火しません。完全に終了しているとその日の通知は飛びません。
そこで、リマインダーをオンにしたタイミングで「スタートアップ時に起動」を有効にするか確認するようにしました。これを入れておくと、その日まだ手動で Playto を開いていなくても通知が届きます。普段はウィンドウを閉じるのではなくトレイに最小化しておくと、ゲームをしていない日でもリマインダーが生きたままになります。
リマインダーは入口でしかない
正直なところ、通知が一本届いたところで語学が身につくわけではありません。リマインダーが埋めるのは「その日に戻ってくる」という一点だけです。
中身はこれまでと同じ 5 分の復習ルーティン で十分です。通知をタップして、期限の来た単語をクイズで一周して、終わり。むしろ通知をきっかけに 30 分やろうとして三日で力尽きるより、5 分で閉じる方が続きます。リマインダーはそのきっかけを作るだけの道具だと思ってください。
設定の場所
Home の Review カードにトグルがあります。時刻を選んでオンにすれば、その日から指定時刻に通知が届きます。合わなければいつでもオフにできます。
復習を仕組みに任せたいけれど、開くのをつい忘れてしまう。そういう方に向けた小さな機能です。使ってみて気になる点があれば Discord で教えてください。