対応言語が23になりました

対応言語が23になりました

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Playtoの対応言語が23になりました。今回追加したのはオランダ語、スウェーデン語、繁体中国語の3つです。どれも原文側と訳文側の両方で使えるので、組み合わせは506通りになりました。

ただ、今回のアップデートで本当に大きかったのは言語が3つ増えたことではなく、たぶんもう一方の修正のほうです。

アクセント記号のついた単語が消えていた

スウェーデン語やフィンランド語のゲームで、åやäを含む単語が、画面には出ているのに翻訳に渡らないことがありました。訳が下手なのではなく、単語がそもそも届いていない状態です。

原因は2つありました。ひとつは、読み取り結果から確信度の低いものを捨てるフィルタが、記号やノイズを落とすつもりで実在の単語まで一緒に落としていたこと。CJK以外の19言語すべてが対象で、実測では捨てられていた134件のうち120件が本物の単語でした。

もうひとつは画像側です。画面から切り出した領域をOCRに渡す前に、グレースケール化とコントラスト調整をかける経路が残っていて、これがアクセント記号を潰していました。コードには「そのまま渡している」と書いてあったのに実際は通っていた、という種類の見落としです。同じ画像で比べると、修正前は16箇所が崩れていたところが、いまは1〜2文字まで減りました。ゼロではないので、ここはまだ追いかけています。

長いあいだ、欧州系の言語では「なんとなく訳がぼんやりする」状態だったはずで、気づくのが遅れました。

言語によってできることは違います

正直に書いておくと、23言語が横並びというわけではありません。

読み上げに対応しているのは6言語(英語・日本語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポルトガル語)です。低スペックでも動く軽量NMTは対応する原文言語が決まっていて、スウェーデン語・ルーマニア語・デンマーク語・ノルウェー語・フィンランド語・ハンガリー語は対象外なので、これらの言語では常にAI翻訳を使います。難易度タグの語彙データが入っているのも日本語・英語・中国語だけです。

言語別の対応状況は対応言語と機能にまとめました。自分の言語で何が使えるかは、まずここを見てもらうのが早いと思います。

訳がしっくりこないときは、モデルを変えてみてください

もうひとつ、言語ペアごとに差が出るのが翻訳モデルです。ローカルで動く小さめのモデルにはそれぞれ得意な言語と苦手な言語があって、同じ設定でも、ある言語ペアではよく訳せるのに別のペアでは崩れる、ということが起こります。

Playtoは選んだ言語に応じて推奨モデルを初期選択しますが、それが常に最良とは限りません。訳が不自然なときは、設定からモデルを切り替えて同じ場面をもう一度読ませてみてください。それだけで結果が変わることはよくあります。搭載しているモデルの一覧と選び方はモデルにまとめています。

それでも改善しないときは、アプリ内のContact usから教えてください。ゲーム名、どの画面か、実際に出た訳、そのとき使っていたモデルが分かると、こちらで再現して調べられます。今回の読み取りの不具合も、そうやって見つかりました。

これから

対応言語を増やすこと自体は、ロードマップから外しました。23言語という数字より、いま対応している言語の品質を揃えるほうが先だと考えているためです。何を優先しているかはロードマップで公開しています。