ゲームで語学を学ぶ Playto, Steamでまもなく配信開始
はじめまして。Playto の開発者です。この記事は開発者ブログの一本目として、プロダクトの紹介と直近のリリース予定をまとめたものです。
まず最初にお知らせです。PlaytoのSteamストアページが公開されました。 Lite (無料版) を近日公開、Standard版のEarly Accessもその後に予定しています。 ストアページからWishlistに入れて頂けると、公開タイミングで通知が届くみたいなので是非チェックください。
Playto とは
Playtoのコンセプトは “Learn Languages Through Games” — ゲームで言語を学ぶ、です。
PCでプレイ中のゲーム画面からテキストを読み取り、ローカルAIで意味のヒントをオーバーレイ表示します。MOD不要、オフライン動作、現在12言語対応です。
ゲームをするついでに言語学習もしてしまおうという欲深い方は一定数いるでしょう。私もその中の一人です。 画面翻訳ツール自体はすでに存在します。ただ、都度キャプチャボタンを押したり、スマホで撮ったりと、純粋にゲームを楽しめないという課題を感じた方も多いはず。 楽しいはずのゲームが、学習の道具になった瞬間に楽しくなくなる。その課題を解決するのがPlaytoです。
ゲームプレイを止めない翻訳の工夫
Playto では、ゲームをプレイしている最中と、プレイ後の振り返り、それぞれに別の道具を用意しています。
プレイ中:
- Cursor Follow — マウスカーソルに翻訳領域が追従します。気になるテキストにカーソルを近づけるだけで翻訳が画面に出力されます。この領域はマウスショートカットで拡大縮小可できたり、複数のプリセットを登録して切り替えることもできるので、丁度翻訳したい箇所だけを囲むように設定するといい感じのスピードと精度で翻訳ができます。
- Fixed Region — 画面の特定範囲 (字幕エリア等) をキャプチャし続けます。コントローラーから手を離さずに翻訳が見られるので、アクション中でも途切れません。
- Translation Log — 翻訳結果はウィンドウの横にログとして流れます。細かい文法や、聞き逃した単語をあとから追えます。(リアルタイムで翻訳する都合上、翻訳に失敗した文なども表示されますが、後ほど説明するSession Reviewで保管するかどうかの取捨選択をしてください)。
プレイ後:
- Session Review — そのセッションで出会った単語で気に入ったもの(精度の高いもの)をピックアップして単語帳に登録できます。またGlossary(専門用語)として登録しておくと、今後その単語が同じゲームで登場したときの翻訳ルールになります。
- Result / Gamification — セッション結果やレベルアップ要素があり、スコアやシェアカードを SNS に投稿して学習モチベーションを保てます。
機能の詳細は features のページ からどうぞ。
Lite版とStandard版の違い
Liteで試せるもの:
- テキスト読み取り、辞書、単語帳 (100 語まで)
- フラッシュカードクイズ
- ジャーナル & シェアカード
- テキスト読み上げ、CEFR オーバーレイハイライト
- ゲームパック 3 個まで
Standardで追加されるもの:
- Cursor Follow (カーソル追従読み取り): プレイ中の柔軟な翻訳領域
- 画像認識: 画像から文字を読み取ることでUIなどから文字の抽出が可能
- テキスト+: テキスト読み取りと画像認識の良いとこどり
- 全 8 種のクイズモード: (Lite はフラッシュカード 1 種のみ)
- 発音テスト、AI アシスタント連携 (MCP)
- 単語帳とゲームパックが無制限
特にCursor Followは、マウスで操作するゲームの場合、かなりオススメできる機能になっています。 先にLiteで使い心地を確かめてもらい、合いそうならStandardをお買い求めください。
アーリーアクセス
当面はアーリーアクセス版として提供する予定です。機能の数が結構なボリュームになってしまい、まだ粗いところも多いのでそこはご容赦ください。 アーリーアクセス開始後はテキスト読み取りや翻訳精度の向上と、細かいバグ修正などを行っていく予定です。
コミュニティ
Discord サーバーで開発の進捗共有、バグ報告、機能リクエスト、ゲームパック (ゲーム固有の固有名詞辞書) のシェアをしています。またGithubでも報告やパックの共有が可能ですのでお好きなほうをご利用ください。Liteユーザーでもゲームパックを追加すれば翻訳精度をぐっと上げられるので、自分のプレイしているゲームのパックを一緒に育てて頂けると嬉しいです。
今後もこのブログで、開発の進捗や、技術的にハマった話、言語学習ツールとしての設計判断について書いていく予定ですので、よろしくお願いします